2010-01-01から1年間の記事一覧
今年の書き込みはこれでおしまい。 新年の「投稿初め」はいつになるやら,まったくの未定。 それはすべてネットに接続できる環境にあるかどうかと,ネタがあるかどうかにかかっている。 あ,よく考えたら元旦の計を立てたら,それがネタになるといえばなるの…
野崎昭弘,数学的センス,たのしいすうがく1,日本評論社,1987. 笑える数学の本があるなんて,想像できるだろうか。 本書の筆致は実に軽快でユーモアに溢れている。 というか,ユーモアだらけで,溢れかえってしまっている。 ちょっとふざけすぎではないか…
繁桝算男,後悔しない意思決定,岩波科学ライブラリー129,2007. 意思決定という,日頃我々が常に直面している問題への処方を「主観的期待効用モデル」という理論にのっとって議論した書である。 主観的効用モデルというのは結局あまりよくわからなかったが…
伊藤清,確率論と私,岩波書店,2010. 日本が生んだ世界的数学者・伊藤清氏の書き残した文章をまとめた本である。 一ヵ月前に読み終えて図書館に返却してしまい,いま手元になく,メモもとらなかったので,内容を詳しく紹介することはできない。特に印象に残…
ホットケーキなどを膨らませる元となるもの。 それはベーキングパウダーという魔法の白い粉である。 ところで,中学でも習う有名な化学反応のひとつに,炭酸水素ナトリウムの熱分解がある。 それは 2NaHCO3→Na2CO3+H2O+CO2↑ という化学反応である。 炭酸ナト…
ある本を読んでいて,気になる言葉に出会った。 それは 子午線 である。 子午線ねぇ~。 確かに聞いたことあるわ~。 これまで,球座標を解説するとき,同緯度の点を結んでできる地球儀の上の円弧を経線と呼んできたが,それは「子午線」というのではなかっ…
最後に髪を切ってから3ヵ月経つので,やっぱり結構伸びてきたのかな,と思った。 けど,だからといって今でも十分短いので,「伸びてきたから切る」っていったら,世間的にはちょっと変だろうか,と空想が始まった。 もっと極端にしたらどうだろうか。 スキ…
耳:ねぇ,ぉ兄ちゃん。聞きたぃことがぁるんだけど。 零:うわっ,ノックくらいしろよ。 耳:なに?エ○ゲーでもしてたの?キモッ。 零:そんなことしてないよ。ちょっと調べものに集中してたからびっくりしたんだろー!? 耳:うゎっ,なに妄想にふけってん…
今日は穏やかないい天気。 ベッドの上でごちゃカタマリになって寝ている猫たちの中に,仲のいい靴下ネココンビのポポすけともぐちゃんがいました。 ※ もぐはポポにとって甥であり孫であるという複雑な家族関係にあります。 ふたりは,ついさっきまで爆睡モー…
冬至の今日,雲ひとつない夜空に煌々と輝くまん丸なお月様を見て,満月かと思ったけれど,月齢は16.876だそうだ。1日遅かった。もっとも,昨晩はひどい雨だったので月見はできなかったのだが。
志賀浩二,数学の流れ30講 下 ―20世紀数学の広がり―,朝倉書店,2009. 本稿は,1月31日に書こうとしたらしい。 そういえば今年最初に読了した本だったような覚えがある。 しかし,ブログの下書きにタイトルを書き込んだだけで筆が止まってしまった。 その理…
今野浩,すべて僕に任せてください 東工大モーレツ天才助教授の悲劇,新潮社,2009. 「モーレツ」なんて言葉は死語じゃないかな,という気がしないでもないが,しかしこのサブタイトルは本書のメインテーマを見事に要約している。 本書は,工学部出身のエン…
水月昭道,ホームレス博士 派遣村・ブラック企業化する大学院,光文社新書,2010. 最初に断っておくが,「ホームレス博士」とは「ホームレスに詳しい人」のことではない。 博士号を持ちながら,大学の専任教員になれず,自身が積み上げてきた学問的なキャリ…
ありがちなネタで恐縮ですが。 22世紀からやってきたドラ○もんなら,きっとひみつ道具として持っているはずのもの。 ミョミョミョミョン。 「コスプレー!」 ドラ○もん,それなあに? これはね,○び太くん,なりたいキャラクターをつよく念じながらシュッと…
数日前はしし座流星群が見られるという話だったが,夜は冷えるので夜空が晴れているかどうかすら確認しなかった。 十年位前の若かりし頃,当時住んでいたアパートの近くの大きな公園でしし座流星群を肉眼で確認した思い出があるので,それでよしとしよう。 …
いつからカウントしているのか覚えていないが,授業のホームページがついに20000アクセスを突破した。 ちょうど20000を目の当たりにした運のいい人がうらやましい限りである。 僕が気づいたときはすでに20001になってしまった後だった。
怪我だの血だのという話は非常に苦手だが,身体が持つ自然治癒力に最近驚かされたので書き記しておく。 5月の連休の頃だったと思うが,ふと思い立ってよせばいいのに壁倒立をやろうと試みたことがある。 思った以上に体が重く,なかなかうまくいかない。 意…
あるサイトで,鼻の通りを良くするツボ「迎香」を知った。 小鼻の脇にあるツボ(左右にひとつずつある)で,ここを20秒ほど押すと鼻づまりが改善されるそうだ。 やってみると,押した直後は確かにちょっと鼻の通りが良くなっている気がする。 別に四六時中鼻…
10月下旬にはまだまだ若い3歳半の猫,11月下旬にはとてもお世話になった身内と,立て続けに大事な家族を亡くすという不幸に見舞われた。 しかし今日,他の身内が合格率1割程度の難関国家試験に合格したという知らせがあった。 また,大学の同窓生が,ようや…
新井紀子,こんどこそ!わかる数学,岩波科学ライブラリー128,2007. 著者は最近,数学の学び方に関する本をたくさん出している。 この本は中学生向けの連載記事に基づいて書かれたものだそうだ。 著者は全体的に数学の論理性を重視しているようで,本書の内…
ついにぶつぶつ独り言をつぶやき始めた,という意味ではない。 いや,別に,それと大差ないか。 ピザ屋のサイトの謎解きのついでに,ついに tw○tter デビューを果たしてしまった。 けれども,おそらく,全く使用しないだろう。実質的に,アカウントを作って…
とあるピザ屋のWebクーポンを手に入れるため,クロスワードパズルのようなパズルを解いた。 ヒントを参考にいろいろネットで検索しているだけで解けてしまった。 僕はシャーロック・ホームズに子供の頃に強く憧れたものだが,こういう手がかりをもとに自分で…
M教授はS助手に話しかけた。 「Sクン,なぞなぞを思いついたんだが,ひとつ聞いてくれないかね。」 「なんどすか?ウチ,いま教授にいいつけられた仕事で忙しいよって,手短に願います。」 「問題。身体的・精神的な苦痛に辛抱強く耐えることができるだけで…
場所は都内の洒落たバー。 大学を卒業して以来,3ヵ月振りに会う約束をした2人の若者。 学生の頃は居酒屋のチェーン店を利用していたが,社会人になったので,少し背伸びをして大人の雰囲気の店に挑戦してみた。 話題も,この春から出勤している自分の職場の…
ひょんなところで高校の同級生にあった。 向こうはこちらに気づいていなかったようだが,懐かしさのあまり僕の方から声をかけてしまった。 こちらの名前は思い出せなかったようだが,同じ部活動だったこともあり,一応は覚えてくれていたようだ。 高校卒業以…
岩波書店編集部編,ブックガイド<数学>を読む,岩波科学ライブラリー113,2005. ある雑誌の編集後記で,僕が高校生の頃に参加したことがある日本数学コンクールのこれまでの歩みをまとめた「寄り道の多い数学」という本が紹介されていたので,興味を覚えて…
雑誌「理系への数学」の『Dr. Hongo の数理科学ゼミ』というコーナーではいつも挑戦し甲斐のある問題が毎号一問ずつ紹介されている。 いつも楽しみにしているのだが,2010年12月号の群の問題は僕には難しかった。 小問が4題あったのだが,そのうちの一問がど…
第2話 「あのさ。」 夕日のきれいな放課後に,二人きりの教室で小宮が中津に話しかけた。 「何?」 ちょうど鞄に教科書とノートをしまっている最中だった中津は顔を上げ,まぶしそうに目を細めた。 それは,夕陽で輝いた輪郭に囲まれた小宮の表情がまぶしか…
表が出る確率がp,裏が出る確率が q(=1-p) のコインを何度も投げる独立試行を考える。0
今宵は満月。 月光は雲に遮られて地上には届かない。 外に出て夜空を見上げていると,時折雨粒すら頬に当たる。 雨粒は,真冬のように鋭い冷たさで肌を刺すのではなく,湿り気を帯びた温かみのある大気から絞り出されてそっと肌に触れる程度である。 東京近…